加齢臭は近年の報告で明らかに

加齢臭の説明の前に、男性のほうが体臭が強く、
女性に不快感を与えている、という調査について報告しましょう。

これは、加齢臭の原因にもつながってくる話です。

2004年11月17日、ライオンは以下の調査報告をしました。

同社が20〜30歳代の男女104人に対して聞き取り調査を実施したところ、
男性が女性の体臭を不快に思ったことがある経験は15%だったのに対し、
女性は全員が男性の体臭を不快に感じたことがあることが判明しました。

また、20〜30歳代の男女が7時間着用したTシャツに対する反応を見る
テストを実施したところ、男女とも男性の着用したTシャツの臭気が強いと判定し、
女性の方が、男性の着用したTシャツの臭気をより不快と評価しました。

女性に比べて、男性のほうが不快な体臭を発する、というのです。
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加齢臭の正体って何?

加齢臭は中年男性だけの話のように思われていますが、
実際は女性も加齢臭で悩んでいる方もいます。

では、加齢臭とは、そもそもどういう臭いのことをいうのでしょう?

加齢臭は「ノネナール」というものがカギになっています。

男性も女性も、40代頃から、体臭に「加齢臭の元」となる
「ノネナール」が含まれるようになってきます。

歳をとると、若い頃にはなかった脂肪酸(パルミトオレイン酸)が
皮膚から分泌される皮脂の中に作られるようになっていきます。

そして、この「脂肪酸」は、空気中の酸素や、微生物などによって
「ノネナール」という物質へと変化し、
「加齢臭」の原因となるのです。

「ノネナール」の含有量が多くなると体臭を悪化させ、
中高年特有の、いわゆる「加齢臭」が発生するようになるわけです。

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加齢臭はなぜ40歳から急速に発生するのか?

加齢臭の原因となる「パルミトオレイン酸」は
30代までの人にはほとんどなく、40歳を過ぎた頃から急増します。

この脂肪酸は、若者の皮脂のなかにはほとんど存在せず、
40歳代から急増するため、40代頃から「加齢臭」が
急に気になり始めるのです。

加齢臭が40歳になると急に出始めるのは、このためなのです。

加齢臭は女性ホルモンが抑制してくれている?

女性は「女性ホルモン」の作用で、
「ノネナール」の発生が少ないので
加齢臭が少ないと言われています。

また、女性は、日頃から肌のお手入れをしているので、
バクテリアが醗酵しにくい、ということも
加齢臭が出にくい理由として考えられています。

さらに、男性のほうが女性よりも、皮脂の分泌が多いため、
加齢臭がより強くなる傾向があります。

「加齢臭」=「オヤジ臭い」
特に40代以上のオヤジだけが臭い……という理由、
そして、女性にはあまり加齢臭が出ない理由は、
実は、ここにあったのです。

加齢臭は女性も出るって本当?

加齢臭は、女性には絶対出ないのか?というと、
そういうわけではありません。

女性はホルモンが男性よりも分泌されているため、
男性のほうが加齢臭を発生しやすい、というのは
説明しましたよね。

加齢臭は、女性がホルモンを分泌されている間は、
防ぎ止めることができるわけですが、女性も
年齢を50代、60代と重ね、ホルモンの分泌が低下してくると、
だんだんと脂肪酸の分泌を抑制できなくなっていき、
加齢臭を放つようになってくるのです

女性も歳を取るにつれて、女性ホルモンが
少なくなってくるため、加齢臭が現れてきます。

ホルモンの分泌が早くから低下した場合、女性でも、
早い段階から加齢臭に悩まされるわけです…。
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加齢臭対策にはまずは男性と女性の違いを理解する

加齢臭は女性も年齢を重ねると放ち始めるわけですが、
男性と女性では加齢臭の質に違いがあります。

特に男性の場合、加齢臭が特有なのは、
男性の強い汗と混ざって一層ニオイが強くなってしまうためです。

女性に不快感を与えてしまう
男性の加齢臭の一番の原因はここにあるのです。

また男性は、女性と比較すると、毛穴の奥にある
皮脂腺から分泌される皮脂量も多いため、
強い加齢臭を発生する傾向が高くなるわけです。

加齢臭の一番の対策と予防は?

加齢臭の一番の対策は、加齢臭の原因となる
動物性脂肪を酸化させない生活をすることです。

つまり「加齢臭対策とは活性酸素対策である」と言えます。

体内の活性酸素は生活習慣病の元にもなるともいわれていますから、
加齢臭対策・体臭対策は、健康で長生きするためにも
大きく役立ちます。
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加齢臭の原因は5つの生活慣習から

加齢臭は、動物性脂肪の「酸化」がニオイ(加齢臭)の発生源と
なりやすいわけですが、ではこの「脂肪を酸化させる」原因としては
何があるのでしょうか。

代表的なものとして、以下の5つが挙げられます。 

●喫煙(タバコ)
●飲酒(アルコール)
●ストレス
●不規則な生活
●脂肪分の多い食事

すなわち、これらに気を付けることが
加齢臭対策の基本的な第一歩となります。

加齢臭にはカボチャ、ニンジンが効く?

加齢臭対策といって、どんなに健康的な生活を送っていても、
人間が生活している中では、体内での活性酸素の発生は避けられませんから、
抗酸化作用の高い食品を含む食事を摂ることもオススメします。

抗酸化作用があり、ビタミンC・E、βカロチンが含まれている
緑黄色野菜などを常に摂取するように心掛けましょう。

カボチャやニンジンがβカロチンが豊富です。
トマトやさやいんげん、ピーマンなどもオススメです。

列挙するとこのへんの成分や野菜・果物になります。
●カロチノイド  
●トマトのリコピン
●にんじん ・パセリ
●ほうれん草のβカロチン
●みかん 
●柿
●カボチャの種のβ 
●クリプトキサンチン

加齢臭対策には、動物性脂肪は避けて、
食物繊維が多く含まれている食品をオススメします。

また、どうしてもそのような食事が摂りにくい方は、
健康補助食品(サプリメント)を摂取してみるといいでしょう。

加齢臭対策には和食が効果がある!

加齢臭は、もとより、もともと日本人は
欧米人に比べて極めて「体臭」が少ないものとして知られています。

これは、欧米では、昔から香水が多く使われていたのに対して、
日本では、あまり香水文化が発達していないことからもわかります。

ではなぜ日本人は、体臭が少なかったのか?

これは、日本人が低脂肪・高繊維質・植物性食品中心の食生活、
つまり和食だったためであると考えられています。

ハンバーガーなどのファーストフード、チーズ、ピザ、ステーキなど
今の日本人は高脂肪、高たんぱくの洋食が当たり前です。

40歳を過ぎたら、和食を食す。

和食をさっと食して、体も軽く健康になり、
しかも加齢臭が出にくい体質になる。

これ、意外とカッコイイと思いますよ。